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「関西フォークがやって来た! ――五つの赤い風船の時代」を読む [本]

なぎら健壱=著による2012年に単行本化された「五つの赤い風船とフォークの時代」に、加筆・修正して文庫本化された「関西フォークがやって来た! ――五つの赤い風船の時代」を読む。なぎら健壱が追っかけをしていた西岡たかし率いる五つの赤い風船を中心に、1960年代から1970年代初頭の関西フォーク界隈、岡林信康や高田渡、高石ともやらの貴重な話も出てくる……。西岡たかしが、同じ時期にレコードデビューし、最後のツアーも一緒だった高田渡への「戦友」というコメントが印象に残る。帯の推薦文は坂崎幸之助!
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「東京バックビート族 林立夫自伝」を読む [本]

日本のポップスを支えてきた名ドラマーの一人、林立夫の半生記をつづった「東京バックビート族 林立夫自伝」を電子書籍で読む。ドラムとの出合い、キャラメルママやティン・パン・アレー、パラシュートでのプレー、荒井由実や遠藤賢司、大滝詠一、大貫妙子、小坂忠、鈴木茂、高橋幸宏、細野晴臣、矢野顕子、吉田美奈子などとのセッション。楽譜より歌詞を見て叩く、センスと感性のかたまりのようなドラマー。林立夫が参加した音源のほとんどが名盤。村上ポンタ秀一のいなくなったいま、長生きしてもっともっと素敵なリズムを奏でてください!
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高田渡2冊の本にニヤニヤ〜 [本]

高田渡がなくなってからはや16年。高田渡に関する本を2冊読む&見る。1冊は、なぎら健壱による「高田渡に会いに行く」。家族や仲間たちの証言や、なぎら健壱が見てきた高田渡の実像に迫る力作? 本の帯のコメントは坂崎幸之助。
もう1冊は、高田渡=写真、高田漣=著による「高田渡の視線の先に-写真擬(もどき)-1972-1979-」。1970年代に高田渡がカメラで撮影したフィルムが見つかり、それを1冊にしたとか。解説文は息子の高田漣。写真には若き日のはっぴいえんどのメンバーや友部正人、遠藤賢司、井上陽水、加川良、中川イサト、中川五郎、西岡たかし、三上寛、シバ、西岡恭蔵、泉谷しげる、坂本龍一などの音楽家たちの姿が。また、京都や吉祥寺をはじめ、ツアーや旅行で訪れた日本各地にヨーローパ、アメリカなどの写真も。中でも、1975年にロサンゼルスで録音されたアルバム「FISHIN' ON SUNDAY」時の写真では、高田渡と細野晴臣がおそろいのキリンビールのTシャツを着ているのに驚き! 帯のコメントは松本隆。
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「細野晴臣と彼らの時代」を読む [本]

門間雄介=著による書籍「細野晴臣と彼らの時代」を読む。日本のポップスを開拓し変革した音楽家の半生。細野本人をはじめ、大滝詠一、松本隆、鈴木茂、坂本龍一、林立夫、松任谷正隆、小坂忠、高橋幸宏、矢野顕子、忌野清志郎、久保田麻琴、コシミハルなどの証言なども交え、日本語ロック、テクノ、アンビエントなど様々なサウンドをつくりあげてきた細野の足跡が綴られている。友人であり、ライバルでもある大滝詠一との関係がおもしろかった…。
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