「緑の歌 - 収集群風 -」を読む [読書]
「猫を棄てる 父親について語るとき」(著=村上春樹)で、装・挿絵を担当した台湾出身の漫画家・イラストレーター高 妍(ガオ イェン)のコミック「緑の歌 - 収集群風 -」上・下巻を読む。台湾で暮らす少女が、はっぴいえんど「風をあつめて」、細野晴臣「恋は桃色」、村上春樹「海辺のカフカ」「ノルウエイの森」、岩井俊二、ゆらゆら帝国など、日本の音楽や文化に接し心が躍り、台湾のバンドマンに恋をする。どこかノスタルジックな描写と音楽が聴こえてくるような新鮮な物語。帯の推薦文は松本隆と村上春樹! これは電子書籍でなく手でページをめくりながら紙の書籍で読んだほうが良いと思う。